こんにちは、藤沢市湘南台にある村田整骨院の村田です。
今回は肉離れのお話です。
肉離れを初めて経験したのは、学生の頃です。
サッカーをやっていて、シュート練習の球出しをやっていました。
キャプテンだった先輩は、インステップキックでポンポン蹴りだしていきます。私は2年生でしたから、ボールをセットしていました。
そのうち先輩から「オイ、球出し代わってくれ!」と言われて、緊張しながら蹴り始めました。
グランドは(ピッチなどとは言いません)凸凹でしたから、先輩方に少しでも蹴りやすいボールをと、インサイドキックで丁寧に蹴っていました。
まだ寒い日のある3月のことで、その日はかなり寒かったです。
しばらく蹴っていたところ、突然、右太ももの裏側に強烈な痛みです。ビキッと音がしました。自分の中では大きく聞こえました。でも無理して痛みをこらえて蹴り続け、練習は終わりました。
学校前から電車に乗って、神戸の自宅まで帰ってきて、またお風呂に入りました。この時は痛みは消えてません。(痛めた直後に入浴すると、炎症が悪化することがあるので注意が必要です。詳しくはこちらの記事をご覧ください。)
次の日、トイレにも座れない(和式です!)ぐらいのあまりの痛さで、なぜか外科へ行きました。肉離れと診断されました。
スポーツをやっている方はみなさんそうでしょうが、明日も練習したいのです。
先生にそれを言うと一言。「無理です!」それでも一日も早く治したい!と言うと「カルシウムの注射しよか」とおっしゃるので、すぐさま実行。
「体が熱くなってきたら言いヨ」と言われますが、いっこうに熱くはなりません。2回ぐらい行ったと思いますが、あまり効果 も感じられず、やめてしまいました。それがたたってか、その時の跡が今でも右太ももの裏面に残っています。
そのあとは1回捻挫をしたくらいで大過ありませんでした。
しかしこの仕事を始めて、スポーツクラブに行き始めてから、2回肉離れを やっています。( 「運動のしすぎでしょ! 年も考えずに!」とあちこちから言われていました。)
右のふくらはぎを1回、左の太ももを1回です。(正確にはそれと思しきものは2回、さらにあります。)
この時はもうRICE処置を知っていましたから、当然おこないました。特にR=REST(休む)と、C=COMPRESSION(固定する)は十分おこない、テーピングを利用しました。
私は講習会で習ったテーピングを応用して、ケガをしたその日からでも、ゆっくりなら歩けるようなテーピングを自分で考え実行、利用しています。自分で言うのもなんですが、結構効果ありますよ。実戦でも「あぁ! 歩けます!」とよく言っていただきます。
「肉離れかな?」と思ったら、ぜひ一度ご相談ください!
さすがに、「すぐ走りたい」というテーピングは、キネシオではちょっと無理があります。ホワイトで固定をしなければなりません。スポーツの現場ではやるかもしれませんが、それでも無理はおすすめしませんョ……RESTが一番です。
↓↓RICE処置についてはこちらの記事をご参照ください↓↓